思えばベースを始めてから初めて組んだバンドの一つが、ミスチルのコピーバンドでした。
ミスチルはヴォーカルの桜井さんが有名すぎて、他のメンバーになかなかスポットが当たりません。
曲もどうしても歌がフィーチャーされがちなので、他のパートが注目されることがほぼありません。
でも、ミスチルは各パートを聴いても実はよくできているのです。
そこで、ベーシスト観点でぜひ聴いて、そして弾いてほしいミスチルの曲を選びましたよ!
ミスチルのベースは誰が…?
超初歩的なところから…。ミスチルのベーシストは誰でしょうか?
答えは「中川敬輔」さん、通称「ナカケー」さんです。
CDジャケットとかを見ていくと分かるのですが、時期によって髪型がさまざまに変わっているオシャレな方です。
ライブでは、頭ブンブン振りながら感情を込めて弾くシーンも多く、見ていると「おおー!」とこっちも熱くなり、鳥肌が立ってきます。
使用機材の情報もなぜか少なく、雑誌とかでもなかなか特集されないので、その意味で謎に包まれています。
わたしとしては、フィエスタレッドのフェンダージャズベースの印象が強いです。
それを頭ブンブン振りながら弾くナカケーさんを見て、自分の持っていた青のジャズベを赤のものに買い換えようと思ったくらいに。(お金がなくあきらめた…。)
奏法はピック弾きメインで、曲によっては2フィンガーを使い分けてます。
弾き方自体はオーソドックスかなと思います。
では、そんなナカケーさんが紡ぐミスチルのサウンドを支えるベースを堪能ください!
星になれたら
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2枚目のアルバム「Kind of Love」に収録されています。
ベースが曲を支配してる感が強い楽曲です。
Aメロは他パートが白玉が多い中、ベースが目立ってます。
サビに向かっての盛り上げも、ベースが作ってる感が強いです。
音が詰まってますが、ワンポジションで弾けるフレーズを繋げているので、根気よくやれば弾けます。
一音一音ていねいに、歯切れよく弾きたいですね。
ちなみに「everybody goes」も似た構成のベースラインなので、この曲が弾けるとそちらも弾けるようになります。
innocent world
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アルバム「Atomic Heart」収録の、言わずと知れた名曲です。
全体的にルート弾きやポップスの王道と言えるパターンを刻み、曲を支えるプレイが多いです。
が、ベースのおいしいところはCメロ前の間奏ですね。
ハイポジションを存分に使って、うっすらとベースソロっぽくなっています。
ここだけはグリスやスライドを入れたりして思いっきり弾きたいですねー。
名もなき詩
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アルバム「深海」に収録されている、
これまた説明不要の売れまくったシングル曲です。
この曲で印象的なのはイントロ、Aメロ裏のフレーズ。
1周目のAメロは、歌と掛け合いをするようなフレーズになってます。
グリスをしっかり入れて弾くとカッコいい。
また、二周目のAメロはフレーズが変わり、8分ウラを強調したフレーズになります。
これも難しくないのですが、ハマると気持ちいいです。
Aメロの特徴的なフレーズから一転、サビはシンプルなルート弾きです。
これにより、一気に疾走感が出るのが分かります。
Discovery
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7枚目のアルバム「Discovery」の一曲目。
ベースラインが(というより曲全体が)ものすごくRadioheadっぽく、浮遊感のある曲です。
ベースラインはシンプルですが、曲の浮遊感というか気だるさを意識しつつ、しかしカッチリ弾くとよいでしょう。
優しい歌
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10枚目のアルバム「IT’S A WONDERFUL WORLD」収録。
わたしの中のナカケーさんのイメージはまさにこれです。
全体的に歌に寄り添っている感が強い、印象的なベースラインです。
アコーディオンの音色が印象的な、どこか懐かしさを感じさせる曲に非常に合っています。
全編通して歌とかけ合いしたり歌に寄り添ったりしており、難易度はそんなに高くないのに、弾いていてとても楽しい一曲です。
youthful days
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こちらも「IT’S A WONDERFUL WORLD」収録に収録されています。
イントロ、Aメロのフレーズの疾走感がキモですね。
Bメロもそうですが、グリスを効果的に使ってうねりと疾走感を出してます。
この曲に呼ばれているベースラインですね。これ以外にハマるベースラインが浮かばない。
実際に弾いてみると、それらのフレーズもいいですが、サビ直前のところの「ダダッ、ダーダ、ダーダダダダダダダ」という何でもないフレーズで超熱くなります。
エソラ
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15枚目のアルバム「SUPERMARKET FANTASY」に収録されています。
SUPERMARKET FANTASY [初回限定盤:CD+DVD]
「Can’t Take My Eyes Off You」のサビ前の部分からアイディアをもらって作ったと桜井さんが語ってましたが、ここがベースの最大の見せ場です。
ミスチルの全曲を通してもなかなかない、ハイポジションをふんだんに使ったベースソロにも近いフレーズが印象的です。
上記の映像のナカケーさんのように、前に出つつ、でもドヤ顔せずにさらっとかっこよく弾くと良いでしょう。
まとめ
実はまだまだあるんですよ…。
これまた少しずつ増やして見ようと思います。
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