Sugi NB6をオーダーする – 急 –

はじめに

さて、基本的なスペックは決まり、ここからはトップ材の選定と色決め。

白黒で決まりでしょ!と思っていたので、代わりの色を探すとなるとこれが大変。しかもトップ材によって発色も違うし、仕上がった時にいい感じになるかどうかも変わってくるので、これまた大変。楽器店のスタッフさんと激しいメールのラリーが始まったのであった。

問題

わずかではあるものの、トップ材も軽い材を選定することにした。お勧めしてもらったのは軽くかつオーダーにふさわしい個性的な見た目になるバックアイバール。

色は派手な色、鮮やかな色、ナチュラルな色などいろいろネットで写真を見ながらひたすらイメージを膨らませていった。いやー、見れば見るほどどれもかっこよくて困っちゃうよ。

問題解決

色をあれやこれや迷う中で、当初のコンセプト「高貴な色」は決して忘れなかった(なぜかここだけやたらと強い意志)。

例えば朱色は高貴な色だし、英語の「vermilion」という響きが超かっこいいけど、末長くいつになっても使える色かというと自分としては少々疑問な気もする。

日本で高貴な色と言えば…あ、あるじゃん。冠位十二階というやつが。そう、紫だ。紫なら落ち着いていいんじゃないだろうか。真紫だとちょっとアレだが…。

色と合わせてトップ材も選定。バックアイバールをいくつか送ってもらったが、レジンで埋めること前提の材ばかりで、さらに色も濃いめなので紫があまりキレイに出ないかも、ということだった。

どうしようかなーと思っている時に、送ってもらった写真の中でバールメイプルが目に止まった。バールメイプルの紫ってどんな感じになるんだろう?とスタッフさんとやりとりしている中で、一枚の画像を送られてきた。この画像にやられてしまった。

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選定した材もこれに近いものがあり、実に良い雰囲気。これをベースに、高貴な見た目にするために落ち着いた仕上がりを目指し、色はSugiオリジナルのアメジストに変更。バーストもしてるかしてないか分からない程度のライトな感じにしてもらうことにした。

さらにもう一つこだわりを入れて、ヘッドは黒と紫の2色で塗り分けてもらうことにした。指板のエボニーから一続きになるようなイメージで、楽器全体を縦に黒い線が一本通っている、そんなイメージ。

手持ちのNB4のヘッドを写真に撮り、スマホの上に紙を重ねて写しとる(!)という、もう少し何か他に手はあったんじゃないか?というやり方でスケッチし、塗り分けのイメージを作成して送った。

しかし、高級なベースをオーダーするとは思えないこのイラスト笑

自分で描いたとは言え、適当すぎるな…。工房ざわついたんじゃないだろうか。

そんなこんなで材と色が決まり、決めた内容を楽器店のスタッフさんがオーダーシートにしてくれて、内容を最終確認。内容に問題ないことを確認して、前金をいくらか入金。

これでめでたく発注ができた。わーい!

おわりに

ドキドキしながらSugiの工房にメールをしてからオーダー完了するまで3ヶ月くらいかかった。納期は半年後とのこと。まあまあかかるけど、そんなもんだよね。オーダー初めてだから知らんけど。

細かい色の塗り方とか、こだわる人はもっとこだわるんだろうけど、自分はSugiの楽器のセンスが好きなので、細かいところはお任せにした。どんな感じになるのかとても楽しみ。

果たしてどんな6弦ベースが出来上がるのか、乞うご期待。

参考

みんな大好きSugiのサイト。こんなステキな楽器がある国にいるなんて幸せなことです。

Japanese | Sugi Guitars

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